テンプレートに基づいて新しいRhinoモデルを作成します。
操作方法:
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作成するモデルファイルのテンプレートを選択します。
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Rhino起動時に使用にチェックマークを付けると、Rhino が次回モデルを新規作成する際にこのファイルをデフォルトとして使用するようになります。
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テンプレートなしを選択するとテンプレートを使用せず内部デフォルト値を用いてRhinoを起動します。
テンプレートとは、ジオメトリ、グリッド設定、ビューポートレイアウト、レイヤ、単位、許容差など、Rhinoの3DMファイルに保管されるすべての情報を含む3DMファイルです。
例えば、Rhinoでインチをデフォルトの単位として使いたい場合、Newコマンドを使用して変更したいテンプレートを開き、単位
をインチに変更し、SaveAsTemplate
コマンドを使用してテンプレートに変更を上書きします。
レジストリの現在のユーザーセクションにデフォルトのテンプレートファイルが指定されていない場合、起動時のテンプレートを選択する必要があります。
「Rhino起動時に常に表示」チェックボックスが選択されていない場合、選択されているファイルがテンプレートファイルに設定され、Rhino起動時に常に使用されるようになります。
ファイルの場所
インストーラは編集可能なファイルを次のサブフォルダにインストールします。
C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\McNeel\…
ファイルはすべてのユーザーによってアクセス、編集が可能です。 テンプレートとツールバーコレクション
がこれに含まれます。
-New
ファイル > 新規作成 標準 > 新規作成
ファイル > 新規作成
キーボードショートカット: Ctrl + N 関連トピック… |
既存のRhino、またはその他のサポートされているファイル形式のファイルを開きます。
操作方法:
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ファイルの種類を選択します。
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ファイル名を選択するかタイプします。
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開くボタンをクリックします。
メモ: ポリゴンメッシュ形式をRhinoに読み込んだ場合、元のファイルのポリゴンメッシュオブジェクトはRhinoでもポリゴンメッシュのままです。NURBS
オブジェクトには変換されません。
ショートカットを使用してRhinoを開く
ショートカットを使用すると、Rhinoを多くのオプションを使用して開くことができます。
オプション
/<schemename>
保存されたスキームと一緒に開きます。
/nosplash
スプラッシュ画面を表示しないでRhinoを起動します。 スプラッシュ画面を見るには、Aboutコマンドを使用します。
/safemode
Rhinoをセーフモード
で起動します。
/language=<nnnn>
language=1041は日本語で、1033は英語でRhinoを起動します。次のリンクをご覧ください: http://www.microsoft.com/globaldev/reference/lcid-all.mspx
modelname.3dm
開くモデルのパスと名前です。
スキーム
Rhinoのワークスペースの設定を保存、呼び出しします。
スキームを使用してRhinoのワークスペースの設定を保存、呼び出しするには
スキームは次の内容を保存します。
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コマンドデフォルト
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ダイアログボックスの位置
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エイリアス、画面、色設定、マウス設定、レンダリング設定、ショートカットキーなどのRhinoオプションダイアログのすべての設定
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最近使用したファイルのリスト
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ツールバーのレイアウト
スキームを保存するには
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下のようにRhinoへのWindowsデスクトップショートカットを作成します。
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“C:\Program Files\Rhino3.exe” /scheme=”WhiteBackground”
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Rhinoを白い背景色で設定し、終了します。
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ショートカットを使用してRhinoを起動します。
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Rhinoは次の場所にすべての設定を見つけ、保存します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\McNeel\Rhinoceros\3.0\Scheme: WhiteBackground\…
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下の別のショートカットを作成します。
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“C:\Program Files\Rhino3.exe” /scheme=”BlackBackground”
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Rhinoを黒い背景色で設定し、終了します。
-
ショートカットを使用してRhinoを起動します。
-
Rhinoは次の場所にすべての設定を見つけ、保存します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\McNeel\Rhinoceros\3.0\Scheme: BlackBackground\…
-Open
標準 > 開く ファイル > 開く STLツール > 開く
ファイル > 開く
キーボードショートカット: Ctrl + O 関連トピック… |
ファイルのすべてのオブジェクトを現在のモデルにインポートします。
操作方法:
-
ファイルの種類を選択します。
-
ファイル名をタイプします。
-
開くボタンをクリックします。
メモ
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モデルにインポート時、オブジェクトは元のレイヤにインポートされます。レイヤが存在しない場合には、レイヤが自動的に作成されます。
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インポートされたファイルにレイヤ情報がない場合(例えばジオメトリのみを保存オプションを使用して保存
したファイル)は、オブジェクトは現在のレイヤに配置されます。
標準 > インポート/マージ(右クリック) ファイル > インポート/マージ(右クリック) STLツール > インポート/マージ(右クリック)
ファイル > インポート 関連トピック… |