ドキュメントのプロパティ: 単位設定
現在のモデルの単位設定を管理します。
オプション
モデルに使用する単位をコントロールします。 別の単位に変更した場合、Rhinoは単位変更に応じてジオメトリを自動的にスケール変更するかどうかを聞いてきます。
正確にはなりえないジオメトリ作成をする場合に使用する許容差を単位で設定します。 サーフェスのトリム、オフセット、ブール演算などは通常正確なジオメトリを結果として得ることができないので、この許容差を使います。
いくつかのコマンドで使用される相対許容差を設定します。 こうしたコマンドでは、相対許容差が絶対許容差設定よりも小さい場合に、この相対許容差が使用されます。
いくつかのコマンドで使用される角度許容差を設定します。 ジオメトリの作成または編集を行う際、角度が許容差と同じかそれ以下になるように、Rhinoはこの値を使って近似ジオメトリを作成または編集します。 ジオメトリを評価する際、Rhinoは、2つのジオメトリの角度が許容差値と同じかそれ以下である場合、その2つのジオメトリが接線連続などの基準を満たしているとみなします。
単位名を入力します。
1メートル毎の単位数でスケール(尺度)を入力します。
ステータスバーの距離表示と距離や長さを扱っているコマンドの距離表示を設定します。
数字を小数(1.25)で表示します。
数字を分数(1-1/4)で表示します。
数字をフィートとインチ(1′-3″)で表示します。
距離表示の小数点以下の桁数を設定します。
メモ
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モデル作成を始める時に許容差を設定し、その許容差を変更しないことを強くお勧めします。
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単位と許容差をサポートする形式からモデルをインポートしても、Rhinoの単位と許容差の設定は調整されません。 単位が合わない場合、警告のメッセージボックスが表示されます。
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以下を許容差設定の参考にしてください。
Rhinoは、どのような単位と許容差でも作動します。 単位のデフォルトはミリメートルで、許容差のデフォルトは0.01ミリメートルです。 新しいテンプレートを作成することで単位と許容差のデフォルトを変更できます。 違った単位または違った許容差で作業する必要のある場合は、複数のテンプレートを作成して使い分けるとよいでしょう。
一般的に、Rhinoは必要な絶対許容差が0.01から0.001 のような数字、小さなフィーチャ(非常に小さいフィレットや非常に小さい曲線オフセット距離など)のサイズが「10 x 許容差」以上、モデルの大きさが100000以下となるように単位システムを選択した際に最適に動作するように作られています。
0.0001よりも小さい絶対許容差を使用すると、いくつかの交差やフィット処理で目立って速度が遅くなります。
-DocumentProperties
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